
昨日(2025年11月8日)、テレビ東京で放送された『円卓コンフィデンシャル』に出演させていただきました。
この番組は、「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」と同じく、テレビ東京の報道局が手がける経済ドキュメンタリーです。毎回ひとつのテーマをもとに、同業・異業種の専門家たちが円卓を囲み、真剣に、そして時にユーモアを交えながら議論を交わします。
今回のテーマは「意思決定」。
今年初めに刊行した拙著『【数学的】意思決定トレーニング 情報の整理から微分・積分的発想まで (PHPビジネス新書)』をご覧くださった番組スタッフの方からお声がけをいただきました。
ご一緒したのは、株式会社識学の代表取締役であり、ビジネス書のベストセラー作家でもいらっしゃる安藤広大さんと、ボストンコンサルティンググループ元日本代表で、早稲田大学ビジネススクールで長年教鞭を執られた内田和成先生。お二人とも、まさに「意思決定」のプロフェッショナルです。正直、私などが同席するのはおこがましい感じがしました。
MCは、「クイズ王」としておなじみの伊沢拓司さん、アンジャッシュの児嶋一哉さん、そして、テレビ東京解説委員の大浜平太郎さん。
共演者の皆さん、MCの皆さん、スタッフの皆さんのおかげで、収録は終始なごやかな雰囲気で進み、とても楽しい現場でした。
ちなみに余談ですが、伊沢さんは小学校と大学のダブルで同窓です。収録後にそのことをお伝えしたら、(特に小学校が同じということに)とても驚かれていました。

意思決定とは?
番組ではまず「意思決定とは何か」を問われました。これに対して私たちの答えは
- 安藤さん:「水」(しなやかに変化するべきもの)
- 内田先生:「経営者がするべき唯一のこと」
- 永野:「客観的判断」(確固たるもの)
と三者三様でした。
私の「客観的判断」とは「バイアス(先入観)や感情をなるべく排除して論理的に導いた結論」を意味します。そのために、グラフ、割合、計算、確率、期待値、微分・積分等を直接活用したり、「数学的な考え方」を利用したらどうか、という提案です。
なぜ意思決定に数学が必要なのか?
「意思決定に数学なんて本当に必要なのだろうか?」
そう感じる人は少なくありません。
数学は、人類が長い歴史の中で磨き上げてきた「論理的に考えるための道具」です。感情や経験だけに頼らず、筋道を立てて物事を判断する。そうした数学的思考力を駆使することでより確かな意思決定が可能になるのでは? と私は考えています。
現代は多様な価値観と膨大な情報が交錯する時代です。だからこそ、個人が自らの頭で考えて、判断を下す力が求められています。
一方、数学という学問は、「正しいことが明白な結論を導く努力の結晶」です。その中で培われた「考え方の型」や「問題を構造的にとらえる視点」は、ビジネスにおける重要な意思決定の局面でもきっと力を発揮するでしょう。
※「数学的」意思決定については、過去記事↓もご覧ください。
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番組では他にも
- 牛丼チェーンの値下げ合戦。吉野家も値下げするべき?
- トランプ大統領の意思決定は評価できる?
- あれはヤバかった! と舌を巻いた意思決定の例
- 意思決定に正解はある?
- 過去に失敗した意思決定
- 日本の年間書籍売上を見積もるには?
- 相手に「イエス」と言わせるには?
などなど、様々なトピックについて、楽しく議論しました。
放送された番組と放送に入りきらなかった分の「配信限定版」は、テレ東BIZで配信されています。
「テレ東BIZ」は、テレビ東京が誇る経済番組の宝庫です。『ワールドビジネスサテライト(WBS)』『Newsモーニングサテライト』『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』といった看板番組が、見放題になります。5万本以上の経済動画アーカイブを持つ、日本最大級の経済動画配信サービスです。1週間の無料お試し期間もありますので、この機会にぜひご検討ください。
《放送版》
《配信限定版①》
《配信限定版②》
《配信限定版③》
この回では、私の著書をフューチャーしてくださっています。
《配信限定版④》
謝辞
この度、貴重な機会を与えて下さったテレビ東京のスタッフの皆さまには、改めて深く感謝申しあげます。収録前後のご連絡もきわめて丁寧で、かつお心遣いがあり、とても安心感がありました。
このような良い番組が、益々広く知られるようになり、長く続いていくことを、一ファンとして祈念しております。
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