演奏会の告知をさせてください。m(_ _)m
日程
2012年10月14日(日)14:00開演(13:30開場)
曲目
フンパーディング:ヘンゼルとグレーテル序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
演奏
いわき交響楽団
ピアノ独奏:鈴木香保理
指揮:永野裕之
料金
一般:¥800(当日券¥1000)
学生:¥400(当日券¥500)
※小さいお子様も保護者の方とご一緒にご入場いただけます。
ホームページは⇒いわき交響楽団
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いわき交響楽団の皆様にとりまして、震災後初の定期演奏会になります。
このオーケストラとは震災以前よりご縁がありまして、メンバーの方々の人柄の良さと音楽に対する真摯な思いにいつも心打たれておりました。
それだけに震災の報を聞いた時は、まっ先にオケの皆様の顔が浮かび、心臓をドキドキさせながらメンバーの方にご連絡したり、オケのHPの掲示板に書き込んだりしました。しばらくしてなんとか皆様の無事が分かった時はほっと胸を撫で下ろしたのを良く覚えています。でも、やはり中には家を失うなど大きな被害を受けた方もいて、皆様それぞれに被災者としての苦しみの中にいらっしゃいます…。
今回の演奏会の選曲をオーケストラの皆様にお任せしたところ、メインはブラームスの1番になりました。選曲理由は
「苦しみを乗り越えて勝利(歓喜)に至る曲想が今の私達にふさわしい」
ということでした。
ちょっと口幅ったいことを書きます…
ブラームスはロマン派の作曲家ではありますが、物語性を排除した「絶対音楽」を好んで書いた人です。この第1交響曲が完成するまでに実に21年という長い年月がかかったのも、純粋な音楽としてベートーヴェンの「第九」に続くような交響曲を書きたかったからに他になりません。ですからロマン派だからと言って、具体的な想いや情景をブラームスの音楽に重ね合わせることは彼が書いた音楽を曇らせてしまう危険性を秘めています。
しかし、私は最初の練習の時に言いました。
「今回の演奏会ばかりはこの曲に皆様の"想い”のすべてぶつけてください」と。
私も万感の想いをこめて振らせていただきます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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